SSブログ

中小企業政策・中小企業施策 [中小企業]

政策と施策

政策、施策という言葉の意味合いにはどのような違いがあるか。
政策とは、(1)政治の方策。政略、(2)政府・政党などの方策ないし施政(政治を行うこと)の方針という解釈がなされています。
施策は、ほどこすべき対策と解釈されています。
時に中小企業政策・中小企業施策という2つの言葉は、あまりその違いを明確に区別されることなく使用されることが多くありますが、本講座では、中小企業政策を中小企業支援に対する政府、つまり国の方針、中小企業施策を政策を実現するために設けられた具体的な支援策と定義して話を進めていきたいと思います。


中小企業政策の意義

中小企業は、創造性や機動性を発揮しやすい反面、その企業規模ゆえに成長・発展に必要な資金や人材といった経営資源の全てを備えることが困難である。
これに対し、中小企業政策というものはこうした中小企業に不足する経営資源を補い、意欲ある中小企業者の自助努力を積極的に支援することを重点としています。
つまり、国の方針である中小企業政策、さらにそれを具体化した施策というものは、中小企業に不足する経営資源を補完するものである、と言うことができます。


外部経営資源の活用

自社の経営資源だけでは解決できない経営課題であっても、外部の経営資源を活用することにより解決することが可能になる場合があります。外部経営資源の活用が必要と言えます。
たとえば、事業性や将来性のある事業であっても、中小企業が実際に事業活動を進めて行くには様々な経営資源が必要となります。これに見合う経営資源を有していないことが多いと思います。経営資源、つまり、「ヒト・モノ・カネ・情報・ノウハウ」等、これらが不足するため、事業を断念するということがないよう、中小企業の経営資源を補うため、中小企業政策を具現化した各種の施策というものある。



スポンサードリンク
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。